不妊治療2年目
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現在41歳。不妊治療中。
自分の気持ちの整理のため、治療や流産について記録しています。
お読みになりたくない方はご注意下さいませ。
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2018年、不妊治療にかかった費用およそ70万円。
不妊、不育症のもろもろ検査をして人工授精を始めたのが2018年1月。
「人工授精は5,6回まで」と決めていた。
1,2,3,4,5月と人工授精をして結果が得られず、
5月にホルモン注射の副作用からか卵巣が腫れたり、腹水が溜まったり、
体調を崩して治療をお休み。
治療をお休みしているときって気持ちが楽になるのよね・・
(かといって、じゃあ治療を辞めればいいっていうことではない。)
41歳になろうとしていた。
まさか自分が体外受精までに行き着くとは。。。
不妊治療って迷路というか樹海というか・・
「次の駅に着くんだけど、そこにも赤ちゃんがいなくて・・」
と、列車に乗って着く次の駅には赤ちゃんがいるんじゃないか、
着く駅着く駅、やはり赤ちゃんがいなくて・・
というような例えをされていたことを時々思い出す。まさに。
今日、移植に向けてホルモン補充を開始。
『エストラーナ』というシール。
これを貼っている間は排卵が起こらないらしい。
「これを貼っていても稀に排卵していまうことがある」と先生。
”稀に”・・・
私は不妊治療において、”稀に”に良く該当する。
前回、自然周期での移植を目指す過程で移植タイミングを逃したり、
日曜日に当たってキャンセルになってしまう可能性にストレスを感じ、
それを避けるために2回目はホルモン補充でと決めたのに、
薬を使っても”絶対”じゃないんだねぇ。人間の体だもんね・・
しかも今日はすでにD4。
遅かったんじゃないかなぁとまた不安に。
診察室でカレンダーを見ながら、
「あ~、2月3月仕事復帰して、3月に退職して、4月に移植しようかなぁ。」
なんて考えた。仕事と治療の両立は、パート事務の私ですら本当に負担。
「体外受精でダメだったらもう治療は辞める!」
そう思って踏み切ったはずなのに、
今回の移植で結果が出なかったら、本当に治療を辞める決心が出来るだろうか?
それとも42歳になる時まで諦めないか?
35歳の時、先生に聞いたことがある。
「何歳まで出産出来ますか?」
先生:43歳とかで出産される方もいらっしゃいますけどね・・
私はいつまで列車に乗り続けるのか。
残りの駅は少ないことは確か。
列車を降りる準備のために、
今、これまでの体験・気持ちを出来るだけたくさん残しておきたい。